広島県安芸高田市、関係人口の創出を狙いデジタル住民票NFTの販売を開始[ニュース]
広島県安芸高田市は、東武トップツアーズ株式会社及びメディアエクイティ株式会社と連携し、日本最大級のNFTマーケット「HEXA(ヘキサ)」にてデジタル住民票NFTを1個1,000円で3,000個販売することを発表した。
背景および目的
広島県安芸高田市は、関係人口の創出を狙い、東武トップツアーズ株式会社、メディアエクイティ株式会社と連携し、デジタル住民票を発行する。
デジタル住民票を購入したデジタル住民が、安芸高田市への旅行やSNSでの情報発信など、自立分散的な活動をすることによって、安芸高田市の知名度、ブランド力を向上させ、関係人口が増加することを目的としている。
また、広島県安芸高田市はデジタル住民票NFTを保有するメリットして
・デジタル住民になれる(NFTで証明)
デジタル住民票を保有する事でデジタル住民であることがNFTによって証明され、SNS等で公言することができる。
・特定のイベントでデジタル住民票保持者向けの割引を実施
県外で行う神楽公演の1,000円割引を実施。
※特典については、安芸高田市によってデジタル住民用のコミュニティサイトで告知される。
の2つを掲げている。
販売概要
■INO方式による販売
販売数量・価格:3,000個、1,000円/個 ※1人で複数個のご購入も可能
販売方式:INO方式(抽選販売)
販売場所: NFTマーケットプレイス「HEXA(ヘキサ)」
申込ページ:https://nft.hexanft.com/nftmaticmulti/61
■INOスケジュール
2024年4月23日(火):購入申込み開始(19:00~)
2024年4月30日(火):購入申込み終了(~23:59)
2024年5月3日(金):当選発表
2024年5月10日(金):二次取引開始
※INO方式について
INOはInitial NFT Offeringの略称で、NFTプロジェクトにおいて初めてNFTの一次販売を行う際に用いられる販売手法。
株式の新規公開(IPO)と同じような仕組みとなっており、一定の販売予約期間を設け実施される。販売期間中に購入の申し込みがあった中から抽選で当選した方が実際に購入できる。
(執筆:デジタル行政 編集部)