鳥取県、メタバースプラットフォーム「バーチャルとっとり」をオープン[ニュース]
2024年3月29日、鳥取県はメタバースを利用した交流スペースである「バーチャルとっとり」をオープンした。「バーチャルとっとり」は、株式会社ビーライズ・TOPPAN株式会社・日本海テレビジョン放送株式会社・株式会社エムアンドエムドットコーによって共同開発されている。
背景
鳥取県では、全国の自治体で初めて「メタバース課」を設立したり日本初のAIアバター職員を採用したりと、「メタバース関係人口」の創出に注力している。
今回はその取り組みの一環として、バーチャル空間で鳥取県に興味を持つ若者同士が交流できるメタバーススペース「バーチャルとっとり」をオープンした。
バーチャル空間での交流をとおして鳥取県への移住・定住や就職を促進するほか、鳥取県の暮らしや観光に関する情報を発信する。
「バーチャルとっとり」概要
「バーチャルとっとり」は県内外を問わず、鳥取県とつながりを持ちたい人へ向けて無料で公開されている。「バーチャルとっとり」アプリをダウンロードし、自分の分身であるアバターを作成することで参加が可能だ。
アバターは18万通りの外見からパーツを組み合わせて作成できる。メタバース内はイベントスペースや相談ルームなどいくつかのスペースに分かれており、目的に応じて使い分けられる。また、同窓会やバーチャル婚活などさまざまなイベントも開催されている。
(執筆:デジタル行政 編集部)