鳥取県鳥取市、RPAツール「オークファンロボ」を導入[ニュース]
鳥取県鳥取市役所は、株式会社オークファンによって提供されるRPAツール「オークファンロボ」を2024年1月より導入した。今回の導入によって、市役所内では業務のペーパーレス化や業務効率向上などの成果が見られた。
背景
これまで鳥取市では別のRPAツールを利用していたが、研修や情報政策課によるサポートがなくては職員全員が満足にツールを使えないという課題を抱えていた。
誰もが簡単に利用できるRPAツールの導入が求められるなか、鳥取市はオークファンロボの導入を決定した。なお、オークファンロボは同県大山町でも導入されており、業務効率化に貢献した実績がある。
導入後の成果
オークファンロボの導入後、鳥取市役所では以下のような業務にオークファンロボが活用されている。
- 職員に対する健康診断の案内
- 避難行動要支援者リスト作成
- 支払の案内 など
活用した職員からは、以前のツールよりも視覚的にシンプルで使いやすいと評価された。導入による業務の効率化やペーパーレス化によって、業務にかかる時間を減らしてほかの業務に時間を割けるようになったという。
鳥取市では今後、さまざまな業務にオークファンロボを応用し、事務処理の効率化を目指す方針だ。
(執筆:デジタル行政 編集部)