茨城県土浦市、PowerPointからナレーション動画を作成できるサービスを導入 職員の業務効率化に期待[ニュース]
茨城県土浦市は、株式会社Bloom Actが提供するサービス「SPOKES」を導入した。土浦市はPowerPoint資料を動画化するサービスの活用によって、窓口業務の改善を図る。
SPOKES導入の背景
土浦市は、市役所における窓口業務に以下のような課題を抱えていた。
- 繰り返しの案内業務によって職員に負担がかかる
- 多国籍な市民へ情報発信をしたい
- 話し手によって説明がばらつく現象の解消
SPOKESではPowerPoint資料をベースに動画を作成でき、合成音声によるナレーションも付けられる。土浦市は職員の負担軽減・業務効率化を目指し、窓口業務のサポートツールとしてSPOKESを導入した。
土浦市の評価ポイント
土浦市はSPOKESについて、以下の点で評価している。
- ノウハウがない職員でも、手軽に動画を作成できる
- ナレーションが32の言語に対応している
- 言い間違いが発生しないため、確実な説明ができる
各種説明業務をSPOKESで作成したナレーション動画に任せることで、職員の負担軽減につなげる狙いだ。
また、土浦市内には2022年12月時点で、およそ5000人もの外国人が生活している。SPOKESの導入により、土浦市は市内に住む外国人への情報発信・窓口対応の実現にも期待を寄せている。
土浦市はSPOKESを導入し、職員の業務効率化・行政サービスの充実を目指す。
(執筆:デジタル行政 編集部)