茨城県日立市、「共創プロジェクト推進担当」立ち上げ[ニュース]

茨城県日立市、「共創プロジェクト推進担当」立ち上げ[ニュース]

茨城県日立市は、株式会社日立製作所と共同で行っているスマートシティ実現に向けた共創プロジェクトを推進するため、「共創プロジェクト推進担当」を立ち上げ、市役所にプロジェクトルームを開設した。

概要

日立市は、明治時代における日立鉱山開発を発端に、工業都市として成長を遂げた「ものづくりのまち」だ。2023年12月からは、データとテクノロジーによる社会イノベーション事業を推進する日立製作所と共同し、スマートシティ実現に向けたプロジェクトに取り組んでいる。

今回の取組は、日立市と日立製作所が行う共創プロジェクトを推進するものだ。共創プロジェクト推進担当では、以下のテーマについて窓口を設置する。

  • グリーン産業都市
  • デジタル医療・介護
  • 公共交通のスマート化

これらの窓口を通じてプロジェクト進捗の可視化や課題の発見、提案などを積極的に行う予定だ。

今後の展望

日立市は今回の立ち上げによって住民との対話を活性化し、地域の課題や住民の考えを性格に汲み取って具体的な施策へと落とし込む方針だ。また、プロジェクト全体における体制強化も図る。

そのほか、今後生成AIを利用した新たな発想でのアイデアも取り入れながら、豊かに暮らせる持続可能なまちづくりを推進する。

(執筆:デジタル行政 編集部)