愛知県豊橋市、保育業務支援ICTサービスを障害児通所支援事業所へ導入[ニュース]
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2024年4月1日、愛知県豊橋市はicuco株式会社が提供する保育業務支援ICTサービスである「icuco®book」を市内の公立施設に導入したことを発表した。市内ではすでに導入されている法人施設もあり、今回の導入によって導入数は14施設に拡大した。
概要
保育の現場では、置き去りをはじめとしたさまざまな事故の事例がある。これらの事故は、人手不足や業務負担が大きいことによって職員が目を離す時間ができることによって起こると考えられる。
豊橋市は、保育現場にICTを導入して職員の業務負荷を軽減することで、保育現場における事故の防止を図る方針だ。今回icuco®bookが導入された豊橋市公立高山学園では、ICTによって子どもたちの登降園管理にかかる負担を軽減するだけでなく、保護者とのコミュニケーションを円滑化することも期待される。
icuco®bookの機能
豊橋市が導入したicuco®bookには、以下の機能が備わっている。
・保育ドキュメンテーション作成機能
・そのほかのicucoアプリとの連携機能
保育ドキュメンテーション作成機能では、写真やコメントをとおして保育士と保護者のコミュニケーションを活性化させられ、保護者に保育への理解を深めてもらえる。また、保護者用のアプリである「icuco®book for family」と連携することで、システム上で保護者と連絡可能だ。
さらに、午睡チェックセンサーの「icuco®touch&care」、置き去り防止装置の「icuco®eyes」を加えることで、保育や福祉の現場における業務負荷・心的負担の軽減が期待できる。
（執筆：デジタル行政 編集部）