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岩手県一関市、「easyBot」を会話型AIチャットボットとして採用[ニュース]

岩手県一関市、「easyBot」を会話型AIチャットボットとして採用[ニュース]

岩手県一関市は、合同会社EasyDialogが提供するAIチャットボットの「easyBot」を導入した。「easyBot」をAIチャットボットとして採用するのは全国の自治体で一関市が初となる。

背景

一関市では、市政サービスの質向上や市民とのコミュニケーション促進が求められており、このたび生成AIを活用することが決定された。生成AIを利用したチャットボット「easyBot」の導入によって、市政の情報提供にかかる時間を短縮し、効率的に行えるようになることが期待される。

チャットボットは人力での業務処理とは異なり、365日24時間利用できることが利点といえる。利用者は必要な情報を時間や場所に関係なく入手できるようになる。また、外国語の問い合わせにも対応可能だ。多様な働き方や生活様式に対応したサービスとして期待が高まる。

easyBotの特徴

「easyBot」は、地方公共団体間で使用されるネットワーク上において利用可能な生成AI技術をベースにしたチャットボットだ。単なる質問応答だけではなく、利用者からの質問の内容を分析し、適切な回答を提供できる。自然な会話が可能で、ブラウザや電話、LINE、Alexaなどさまざまなプラットフォームに対応している。また、音声認識や音声での回答も可能だ。

(執筆:デジタル行政 編集部)