東京都渋谷区、デジタル名刺「リットリンク∞カード」を試験導入[ニュース]

東京都渋谷区、デジタル名刺「リットリンク∞カード」を試験導入[ニュース]

東京都渋谷区は、自治体DXへの取り組みの一環として、「リットリンク∞カード」を試験的に導入した。リットリンク∞カードが自治体のデジタル名刺として採用されるのは全国で初の試みだ。

背景

渋谷区では公式ウェブサイトや広報紙、SNSなどの手段で情報発信をしている。多くの区民に情報を届けられる一方で、各媒体を横断的に案内できないという課題があった。このような背景から、TieUps株式会社の「lit.link」を採用し、区政情報にアクセスするためのプラットフォームとして運用が開始された。

同時に、渋谷区のデジタル化に関わる職員を対象にデジタル名刺を試験的に導入する。デジタル名刺「リットリンク∞カード」の利用によって、名刺交換の機会を活用して区政情報の周知を行う狙いがある。

選定理由

渋谷区の取り組みに「リットリンク∞カード」が選ばれた理由としては、以下の二つが挙げられる。

  • 半永久的に使える
  • さまざまなサービスと連携できる

「リットリンク∞カード」は半永久的に繰り返し使えるため、環境にも優しい。利用にあたっての更新費も不要だ。情報の追加や変更などの更新はリアルタイムで反映される。

また、さまざまなサービスと連携しており、スマートフォンにカードをタッチすれば、多様な情報を瞬時に共有可能だ。

(執筆:デジタル行政 編集部)