徳島県徳島市、AIデマンドバスの実証実験開始[ニュース]
徳島県徳島市では、令和6年1月10日から3月まで徳島市中心市街地エリアにて、スマートフォンアプリや電話から予約して利用できるAIデマンドバスである「のるーと徳島市」の実証実験を開始した。
概要
「のるーと徳島市」はネクスト・モビリティ株式会社と株式会社電脳交通によって提供され、阿波交通株式会社と有限会社金比羅タクシーの共同企業体によって運行される。
当バスは従来の路線バスとは違い、決められた時刻表や運行ルートが設定されておらず、予約状況からAIが最適な運行ルートを決定して運行する乗合バスだ。運航エリアは、徳島市の中心市街地であるひょうたん島とその周辺に設定されている。
中心エリアの外から乗車して、中心エリアの外で降りることはできない。利用時には予約が必要で、スマートフォンアプリから24時間365日予約できる。電話での予約も、平日9時から17時までは受け付けている。どちらの予約方法でも、利用の6日前から利用の直前までの予約が可能だ。
利用案内
本実証実験は令和6年1月10日~令和6年3月31日の期間で行われる。運行時間は9時から18時で、毎日運航される予定だ。
運賃は大人300円・小人100円で、小学生未満は無料で乗車できる。現金だけでなく、クレジットカードやPayPay、LINE Payによる支払いにも対応している。
(執筆:デジタル行政 編集部)