三重県桑名市、次世代法人カード「バクラクビジネスカード」導入[ニュース]
三重県桑名市は、株式会社LayerXが提供する次世代法人カードである「バクラクビジネスカード」を導入した。バクラクビジネスカードを導入した自治体は、桑名市が初となる。今回の導入をきっかけに、桑名市とLayerXは市役所内会計事務のDX化推進のために連携を図る方針だ。
概要
三重県桑名市のスマートシティ推進課においては、最新テクノロジーの利活用によって業務改善を目指している。今回はその一環として、バクラクビジネスカードを試験的に導入し、サブスクリプションサービスの決済への活用を開始した。
バクラクビジネスカードは、用途や部署ごとに何枚でも発行可能な法人向けビジネスカードだ。利用後すぐに決済通知が行われるため、不正利用防止の観点で優れている点が評価されて今回の導入に至った。管理も容易で、誰がいつどのような目的で法人カードを利用したのかを管理画面上から把握できる。年会費無料で導入ハードルが低い点もポイントだ。
桑名市のスタートアップ・エコシステム共創戦略
桑名市では、スタートアップとの共創について積極的に取り組んでいる。今回の取り組みでは、会計事務の分野で先端技術を有するスタートアップのLayerXとの共創を実現した。今後は会計事務全体の効率化や、カード決済が必要な最新サービスの導入も検討する方針だ。
(執筆:デジタル行政 編集部)