福井県坂井市、高校生が立案した施策具現化プログラムを始動[ニュース]
福井県坂井市とアクセンチュア株式会社、ゆるパブリックは、高校生が主導した施策の立案及びアイデアの具現化を目標とした新たなプログラム である「デジタル帰宅部」を10月24日から始動した。これに応じて12月10日には、これまでデジタル上でしか集まっていなかった高校生たちが、対面して坂井市の観光名所で交流・活動するフィールドワークを開催した。
概要
当プログラムは坂井市に縁のある高校生が緩いコミュニティを通じて、坂井市への誇りを養うことが目的だ。
オンラインゲーム「マインクラフト」において福井県の観光名所である「東尋坊」「丸岡城」「三国湊」などを再現し、デジタル空間上にて、地域のさらなる活性化に役立つ施策についてアイデアを共有する。約5ヶ月間にわたって施策のブラッシュアップを重ねる予定だ。
今後の展望
今後施策を検討するにあたっては、観光名所でのフィールドワークに加えて、アクセンチュア株式会社のグローバルメンバーと討論する機会を設ける。インバウンド需要取り込みに有効な施策を生み出すことが狙いだ。
プログラムに参加する高校生には、まちづくりに関わる経験から郷土愛を醸成し、将来のUターンや誘客につながることが期待されている。
(執筆:デジタル行政 編集部)