福井県、DX推進事業の一環としてデジタルマップをリリース[ニュース]
福井県は、地域課題解決におけるデジタル実装推進プロジェクトを実施中。今回はその一環として、敦賀市におけるデジタルマップのリリースを開始した。プロジェクトに採択された外部企業の技術を活用して、福井県敦賀市の観光スポットやリアルタイムのイベントなどをデジタルマップ上で表示する。
「Stroly」とは
今回の取り組みにおいて、福井県はデジタルマップとして「Stroly」を採択した。Strolyは、デザインマップとロケーションを組み合わせたデジタルマップだ。インターネット上で地域の魅力や特徴を表示するだけでなく、リアルタイムのイベント情報やバスロケーションなど、初めて訪れる方でも便利に活用できる点が特徴だ。
デジタルマップの技術を活かしてエリアを魅力的に紹介するため、観光スポットへ行く合間の寄り道にも、楽しみながら活用できる。
福井県敦賀市でのデジタルマップの提供は、2023年11月17日から2024年2月29日までの期間に行われる。実証実験としてデータを取りながらブラッシュアップを行う予定だ。
CO-FUKUI未来技術活用プロジェクト
福井県は、DXを活用した生活と産業、行政の課題解決に努めている。DXを推進するための基盤として、システムや方針策定と制度設計、意識変革と推進体制、人材などへのデジタル導入を推進する。生産性や利便性を高めることで、地域社会や経済の活性化を図る。
(執筆:デジタル行政 編集部)