兵庫県洲本市、AKKODiSと「地域活性化起業人」協定を締結[ニュース]
兵庫県洲本市は「地域活性化起業人」制度を活用した学びの場創出に向けて、AKKODiSコンサルティング株式会社と協定を締結した。AKKODiSからは、社員が1名洲本市に派遣され、双方で連携して地域課題解決に取り組む予定だ。
「地域活性化起業人」協定締結の概要
洲本市は、自治体と企業・大学など民間事業者が連携した、市民サービスの向上・地域活性化に向けた取り組みを行っている。行政分野に企業・大学などのアイデア・技術・ノウハウを取り入れ、連携した取り組みによって社会情勢や暮らしの変化にともなうニーズの多様化に対応し、新しい価値の創造を目指す。
この度、洲本市は厚生省が推進している「地域活性化起業人」制度を活用し、AKKODiSコンサルティング株式会社と協定を締結した。協定の締結によって、洲本市関連事業者のDX推進や市内の学校・企業のデジタル人材育成をはじめ、地域住民の利便性を目指してデジタル化推進を支援していく狙いだ。市と企業が連携して、地域課題解決に取り組むことになる。
地域活性化起業人制度の概要
地域活性化起業人制度は、厚生省が推進する制度だ。地方の公共団体が三大都市圏の民間企業から社員を6か月以上から最長で3年間受け入れて、企業のノウハウや知見によって地域活性化を図る取り組みへの特別税措置だ。
企業から派遣された社員には、地域活性化に向けて地域独自の魅力や価値向上につながる事業に従事してもらうこととなる。
(執筆:デジタル行政 編集部)