福岡県新宮町、企業と連携しICTを活用したまちづくりへ[ニュース]
福岡県糟屋郡新宮町は、AKKODisコンサルティング株式会社、及びNTT西日本の2社とICTを活用したまちづくりへの包括協定を締結した。
新宮町が目指す街の将来像を達成すべく、自治体のDX化に実績のあるAKKODisと、ICTでの課題解決に実績のあるNTT西日本の2社と協力する。
新宮町の目指すまちづくり
新宮町は、令和3年に策定した第6次総合計画にて「人がいきいき・未来をつむぐ・挑戦するまち」を目標に掲げまちづくりを行っている。SDGsの理念を取り込みさまざまな課題に挑戦し、活気ある未来の創造を目指す。
新宮町は第5次総合計画が功を奏し、人口は直近10年増加傾向にある。一方で、既存住宅地の高齢化や離島の人口減少が問題点に挙げられる。地域の担い手不足や、地域コミュニティーの希薄化によって行政の役割が増加しているため、庁内と地域のDX化を進めたい考えだ。ICTの活用で持続可能なまちづくりを達成すべく、今回の協定を締結した。
包括連携協定の内容
AKKODiSとNTT西日本の2社と結んだ包括連携協定の内容は以下の通りだ。
- 通信や教育などの分野における、ICT活用の検討や情報提供
- ICTを活用した新たなサービス創出のための情報提供
- ICT活用へ、人的支援の提供
AKKODiSは、特に人的支援とネットリテラシー教育を担当。NTT西日本はICTの具体的な活用支援を担当する。
新宮町は2社の支援を受けて庁内業務と地域のDX化を推進する。
(執筆:デジタル行政 編集部)