島根県海士町、デジタル名刺「プレーリーカード」と連携協定書を締結[ニュース]
島根県海士町は、株式会社スタジオプレーリーと連携協定を結んだ。今回の連携協定に伴い、脱炭素・DX・地方創生の3つの分野にて、プレーリーカードを利用した新たな取り組みを行う予定。なお、スタートアップ企業と海士町が連携協定書を締結することは初の事例である。
背景
島根県海士町は、少子高齢化や地域衰退などのさまざまな課題を有している。そのため、地方創生・地域活性化につながる取り組みへの対応が求められている。
今回はデジタル名刺「プレーリーカード」を導入し、コミュニケーションの増加や情報発信の円滑化を視野に入れた取り組みを行う。
スタジオプレーリー側としては、地方創生に力を入れる海士町との連携によって、プレーリーカードの新たな活用法を発信する狙いがある。
連携概要
- 自治体職員の名刺として採用
紙名刺から切り替えることで、紙の削減やデジタル名刺の特性を生かした交換体験をもたらす
- バイラルマーケティングツール
町のアカウントと紐づけし証明書代わりとして使えるプレーリーカードを、海士町のアンバサダーへ付与する。
- 「大人の島留学」における活用
就労型お試し移住制度「大人の島留学」の参加者にカードを配り、参加者同士や町の住人との交流に活用する。
(執筆:デジタル行政 編集部)