静岡県、多様な働き方に対応するため民間企業と連携[ニュース]
![静岡県、多様な働き方に対応するため民間企業と連携[ニュース]](https://www.digital-gyosei.com/wp-content/uploads/2023/08/main-12.png)
静岡県はランサーズ株式会社と連携し、多様な働き方を支援する。県民がライフスタイルに合った自由な働き方を選べるようランサーズ提供のプラットフォームを活用し、仕事機会の創出と拡大を目指す。
多様な働き方の支援
近年、オンラインでの仕事が急速に加速したため、県民の働き方に対するニーズは多様化している。そこで静岡県は県民に対応するだけでなく、人口増加につながる移住者の呼び込みなども睨み、クラウドソーシングを活用してさまざまな働き方への支援をする運びとなった。
クラウドソーシングの活用は、多様な働き方を実現する有効な手段であるが、活用には至らない企業も多くある。また、クラウドソーシング導入後もスキルや実績が不足しており、仕事の受注に至らない場合もある。
今回静岡県が手を組むランサーズは、既に県内の団体や金融機関、事業者と連携しているため、事業推進の基盤が整っている。ランサーズの協力を得て、セミナーや受注サポートをし、県民にクラウドソーシングを活用してもらいたい考えだ。
ランサーズの支援内容
支援内容は以下の2つ。
- 「静岡県人材データベース」の構築
ランサーズのプラットフォームを利用し、地域内外の求人と受注可能な人材を掲載した「静岡県人材データベース」を構築する。また県内企業との協力で、多様な働き方の求人をまとめた「しずワーク」を作成する。
- スキルアップ研修やワークショップの開催
ランサーズに登録しているフリーランスワーカーや県在住者を講師に招き、研修やワークショップを開催することで、仕事の獲得を支援する。
県はこの連携を通じて県民の生活に合った多様な働き方を支援し、「誰もが活躍できる社会」となることへ期待を寄せている。
（執筆：デジタル行政 編集部）