秋田県、脳活用度診断プログラムの【ノウセツ】を7月より実証実験開始[ニュース]
概要
秋田県は、女性特有の健康問題と、職場で生じるコミュニケーション問題の解決を目指し、株式会社天煌堂と共同で脳活用度診断プログラム「ノウセツ」の実証実験を開始した。
実証実験は、株式会社天煌堂開発の機能性繊維「TOTONOERU」を活用し、秋田県内企業である株式会社ビィ・ウィズと協力して行う。
ノウセツは直感で複数の設問に回答し、脳の活用度や思考のクセやメンタル状況を数値化する診断プログラムだ。医療現場でのリハビリやトップアスリートのメンタル審査にも利用されている。
秋田県が行う実証実験の内容は、ノウセツを使用して脳の活用度や思考の癖をタイプ分けし、脳タイプに応じた職場配置やメンタルフォローアップを行い、円滑なコミュニケーション環境とストレス軽減を目指すものだ。
また、女性特有の健康課題には機能性衣類の「3e-HARAMAKI」を活用して健康管理をサポートし、女性にとって働きやすい環境づくりを整備する。
今後の展望
秋田県はこの実証実験を通じて、働く人々の課題解決をサポートし、健康経営の支援に取り組む。ノウセツを通じて、誰もがいきいきと働ける職場環境づくりをサポートし、秋田県における企業価値の向上に向けた健康経営支援を行う予定だ。
(執筆:デジタル行政 編集部)