長崎県大村市、保育施設向け総合ICTサービスを導入[ニュース]
長崎県大村市はユニファ株式会社を採択し、保育現場にICT技術を導入している。同社より保育施設を対象とした総合ICTサービス「ルクミー」を提供してもらい、業務量が多い保育者を支援する狙いだ。現在、大村市は、同市が運営する計2箇所の保育施設で「ルクミー」を導入している。
「ルクミー」の概要
長崎県大村市は保育現場にICT技術を取り入れ、保育業務における負担軽減を図っている。「ルクミー」を活用すれば、子どもたちの睡眠や食事・登校園状況など保育に関するさまざまな情報のデータ化が可能だ。「ルクミー」を通してデータを一元管理することで、業務の効率化を図る。
クラス運営に関する情報をデータ化するサービス
・子どもたちの登降園時間を記録・管理(ルクミー登降園)
・子どもたちの成長記録や基本情報をデジタル化(ルクミー園児メモリー)
・指導計画や保育日誌などをデジタル化(ルクミー帳票管理)
・保育施設と保護者の連絡を円滑にする専用アプリの提供(ルクミー連絡帳)
子どもたちの健康状態を記録するサービス
・乳幼児がお昼寝しているとき体の向きを検知し、自動で記録(ルクミー午睡チェック)
・子どもたちの体温を測り、自動で記録(ルクミー体温計)
写真販売サービス
・写真データを自動でクラス・日付ごとに分け、販売(ルクミーフォト)
・保育ドキュメンテーションを簡単に作成(ルクミードキュメンテーション)
(執筆:デジタル行政 編集部)