宮崎県都農町、デジ田交付金を受け「リージョナルスーパーアプリ」を採用[ニュース]
宮崎県都農町は、令和4年度の第2次補正予算「デジタル田園都市国家構想交付金」である「マイナンバーカード横展開事例創出型(TYPE-X)」に応募し、事業が採択された。これにより「リージョナルスーパーアプリ(RSA)」を令和5年度中にリリースする予定だ。
導入背景
都農町では、デジタル活用推進の重要性をコロナ禍によって再認識したことを機に、令和2年度より「デジタルフレンドリー推進事業」を進めていた。主な施策内容は以下の通りである。
・町内全域に光回線通信網を敷設
・希望する全ての世帯へタブレット端末の無償貸与
・自治体ホームページとしてデータ連携基盤を導入
・町内の全地区で年4回程度講習会の開催
・常設、無償、予約不要のITヘルプデスクを開設
町民のデジタル活用推進を図ることで、今回のサービス実装にもつながった。
リージョナルスーパーアプリ(RSA)
RSAとは、地域住民の利便性を高められるよう、ミニアプリとしてさまざまな機能が搭載できるスーパーアプリである。導入する自治体によってカスタマイズできるため、町民のヘルスケアや町内で利用ができる地域通貨・地域ポイントを実装予定としている。
実装されるサービス
現在、リリース予定とされているサービスは以下の通りである。
・データ連携基盤へマイナンバーカードを用いる認証機能の追加
・在宅ケア支援アプリ
・脳の健康アプリ
・医療情報アプリ
・地域ポイントアプリ
(執筆:デジタル行政 編集部)