マイナンバーカード、23年3月末日時点の交付率は67.0%で前月比3.5ポイント増[ニュース]
総務省は、2023年3月末日時点のマイナンバーカード交付率を公表した。
公布枚数は、8,439万9,025枚で、2022年2月末日時点の人口に対する交付枚数率(交付率)は67.0%、前月の63.5%に対して3.5ポイント増加した。
【参考】マイナンバーカード、23年2月末日時点の交付率は63.5%で前月比2.4ポイント増[ニュース](URL)
内訳をみると、指定都市が66.9%(前月比3.0ポイント増)、特別区・市(指定都市を除く)が66.8%(前月比3.5ポイント増)、町村は68.8%(前月比4.0ポイント増)。
都道府県別では、宮崎県が最も高く、79.9%となった。これに愛媛県が73.0%、鹿児島県が72.8%と続く。一方で普及率が最も低いのは沖縄県で54.6%、これに続いて高知県が63.3%、長野県が63.7%と低い。
人口に対する交付枚数率上位は、“指定都市・特別区”においては、熊本県熊本市が70.9%で1位。2位は広島県広島市で70.7%、3位が千葉県千葉市で70.4%。
“中核市”においては、宮崎県宮崎市が79.3%で 1位、広島県呉市が72.3%で2位、3位が愛媛県松山市で72.1%になった。
なお、令和5年4月9日(日)時点での、有効申請受付数は累計で9,634万2,452枚で、人口(※)に対する割合は約76.5%となった。
※令和4年1月1日時点の住基人口(1億2,592万7,902人)に対する割合。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)