徳島県上板町、地域の小中学校に「Qubena(キュビナ)」を導入[ニュース]
徳島県上板町は町内の小中学校を対象に「Qubena(キュビナ)」の利用を開始した。学習システムの導入を通して、生徒の学習ニーズに応じた教育環境を構築する。
「Qubena(キュビナ)」の概要
「Qubena」は株式会社COMPASSが提供する学習eポータルだ。この学習システムは全国170以上の自治体・約2300校の小中学校に導入されており、100万人以上に利用されてきた。AI型教材である「Qubena」を活用すると、生徒の習熟度に合わせた問題の出題が可能だ。
「Qubena(キュビナ)」の導入
徳島県上板町はQubenaが文部科学省CBTシステム(MEXCBT)と連携したことを受け、デジタル教育の導入に踏み切った。AI型教材であるQubenaを活用し、MEXCBTの学習履歴を蓄積する。児童のニーズに応じた教育環境を構築することで、生徒の資質や能力を向上させる狙いだ。
徳島県上板町は町内全小中学校である5校に学習システムを導入し、小学1年生から中学3年生までが「Qubena」を利用した。徳島県上板町は約800人に学習システムを導入し、デジタル教育の普及を図る。
徳島県上板町はデジタル教育の導入と伴に、学校における働き方改革も進めている。学習システムを活用して生徒のニーズに対応し、教職員の業務改善にもつなげる狙いだ。
(執筆:デジタル行政 編集部)