大阪府交野市、日本製のEV充電「テラチャージ」導入決定[ニュース]
ゼロカーボンシティ宣言をする大阪府交野市はTerra Motors株式会社のEV充電インフラである「Terra Charge」を導入することを決定した。今後は、交野市役所をはじめとした、市内の施設へ100基を導入する予定である。
背景
カーボンニュートラル実現のために「2050年を目標にCO2排出実質ゼロに取り組んでいる地方自治体」を、環境省はゼロカーボンシティと定義している。2023年2月現在で、871ヶ所の自治体がゼロカーボンシティ宣言とともに脱炭素化に取り組んでいる。
2023年3月、ゼロカーボンシティ宣言都市の1つである山口県柳井市とTerra Motors株式会社が包括連携協定を締結し「Terra Charge」の導入を発表した。この事例はゼロカーボンシティ実現への具体施策として受け入れられ、大阪府交野市でも同様の政策が決定した。「Terra Charge」は、初期費用無料で導入が可能だ。また、日本製のためメンテナンスにおいて部品供給に懸念が少ないことも評価点である。今後、2023年度内に順次導入を進める予定だ。
導入予定施設
以下の施設をはじめとした市内各地へ、合計100基を導入予定である。
- 交野市役所 本庁
- 青年の家
- 保健福祉総合センター
- 総合体育施設
- いわふね自然の森スポーツ・文化センター
- 星田西体育施設
(執筆:デジタル行政 編集部)