【長崎県五島市】 クレジット決済に対応したEV用急速充電器の設置[先行事例]
長崎県五島市は、クレジット決済に対応したEV急速充電器の設置をした。利用者は、電気自動車給電後の即時決済が可能となった。
事業の概要
長崎県五島市は、QRコードを読み込むだけで、充電料金のキャッシュレス決済が可能である電気自動車の急速充電器を設置した。
決済方法は至ってシンプルである。まずは、QRコードをスマートフォンのアプリで読み込む。次に専用のアプリやブラウザにてクレジットカード情報や個人情報を登録する。登録したら、アカウントの作成が完了し、給電できる仕組みだ。QRコードは急速充電器に設置されている。
取り組みの経緯
長崎県五島市ではこれまで、電気自動車を充電する際、即時決済ができなかった。利用者が充電器にカードをかざし給電を行ったあと、後日五島市が事務局を務めている五島市EV・ITS実配備促進協議会から請求書を発送していた。請求・支払いにかかる協議会や利用者の負担を軽減するために、この度クレジット決済システムを導入。即時決済が可能となり、利用者や協議会の負担軽減につながった。
取り組みにおいて利用した支援制度
今回の取り組み導入にあたり、長崎県五島市は、経済産業省の次世代自動車復興センターが実施しているクリーンエネルギー自動車導入促進補助金を活用した。
【参考情報①】
人口:3.6万人
【参考情報②】
クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(経済産業 省)とは
URL:http://www.cev-pc.or.jp/hojo/juden_kitei_R3ho.html?tab=1
※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。
https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html
「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
(執筆:デジタル行政 編集部)