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【長崎県五島市】スマホサロンを開設[先進事例]

【長崎県五島市】スマホサロンを開設[先進事例]

長崎県五島市は令和3年7月にスマホサロンを開設した。スマホサロンを通して、移住者と地域住民が交流する場を創出している。

スマホサロン開設の背景

近年、新型コロナウイルス感染症の影響で人同士の接触を避ける必要がある。長崎県五島市においても市主催イベントや地域のお祭りなどが中止され、移住者と地域住民の交流の場が減少している。そこで長崎県五島市はスマホサロンを開設し、移住者と地域住民が交流する場を創出した。スマホサロンを開設することで、移住者が地域になじむ機会を作り、移住者の定着率を向上させる。

スマホサロンの開設

長崎県五島市はスマホサロンを通して、移住者と地域住民の交流を促す。スマホサロンでは、移住支援員を含む20~40代の移住者が地域の高齢者にスマートフォンの使い方を教えている。

五島市が開催するスマホサロンは移住者・高齢者の両者から好評だ。移住者からは「スマホの使い方を教える中で、地域の人と顔見知りになれた」との声があり、高齢者からも「スマホの操作が分からず、誰に聞けばいいか分からなかったが、今後も相談できる人ができた」との声があった。スマホサロンで移住者の定着率向上を図るとともに、高齢者のデジタルデバイド対策を実施する。長崎県五島市は取り組みを通して、住民同士のコミュニケーションを活性化させる。

【参考情報】

 人口:3.6万人

関連URL:五島市まるごとう 公式サイトトップページ|五島市 まるごとう (city.goto.nagasaki.jp)

本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。

総務省「自治体DXの推進」:

https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html

「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:

https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf