山形県、NTT東日本とのイノベーション創出に関する連携協定を締結[ニュース]
山形県と東日本電信電話株式会社(山形支店)は、イノベーションの創出による地域活性化を目的として、関連する連携協定を2023年2月27日に締結した。本協定は「スタートアップ・既存企業の新しい取組みの促進」に向けて、企業の連携およびスタートアップを促進する。これによって、新たなイノベーションの創出・関係人口の創出を拡大させ、県全体および地域の活性化を目指す。
業務提携の概要
本業務提携を基に、山形県のコアワーキングスペースやコワーキングスペースなどの活用を推進し、以下の取り組みを促進することが目的である。
- スタートアップを促進する
- 観光分野と連携して賑わいを創出する
- 先端技術を活用して生産性の向上を目指す
- 産業を支える多様な人材を創出する
今後の展開
東日本電信電話株式会社は山形県内において、教育現場でのメタバースの活用やeスポーツの促進、IoT・ドローン・センサーなどを活用したさまざまな分野でのDX化、カーボンニュートラル推進に向けた検討など、実証実験も含めて支援する活動を続けてきた。山形県は、同社との本協定の締結により、蓄積した知見やノウハウ・形成したコミュニティを活かしコワーキングスペースを活用しての創業・ビジネスアイデアに関するセミナー開催、新規事業創出に関する相談対応といった支援に着手する。また、市場の開拓を支援することによって新規事業の創出をサポートし、地域の活性化に貢献する予定である。
(執筆:デジタル行政 編集部)