【北海道蘭越町・ニセコ町・倶知安町】多言語翻訳AIチャットボットを活用した外国人への情報発信強化[先進事例]
北海道の蘭越町、ニセコ町、倶知安町は、多言語翻訳AIチャットボットを活用し、外国人への情報発信を強化している。
事業の概要
北海道のニセコエリアでは、豊かな自然資源と国際交流の強みを生かした、国際的なリゾートとしての地域の魅力を発信している。蘭越町、ニセコ町、倶知安町の3町は、連携してニセコ観光圏を形成しており、ニセコプロモーションボードと協働することで、観光圏における情報の発信が可能だ。
事業開始の背景
ニセコエリアは、外国人観光客の割合が高い。そのため、観光案内においても外国人にとってわかりやすいものであることが求められる。そこでニセコエリアは、ニセコプロモーションボードが運用をしている、外国人観光客をターゲットとしたAIチャットボットを導入した。
事業開始の目的
AIチャットボットの導入によって、観光客の顧客満足度を向上させることが目的である。
受入環境の整備を図ることは将来のスマートリゾート化に向けた一助になると考え、今回の導入に至った。地域で多言語対応のAIチャットボット機能を導入することによって、利用者は各町の境界にとらわれることなく、サービスが利用できる。
また、各団体のHPも活用しており、外国人観光客が使いやすくなる工夫を施している。
【参考情報①】
人口: 0.5万人(蘭越町)、 0.5万人(ニセコ町)、 1.5万人(倶知安町)、
関連URL: https://nisekotourism.com/ja/
(一社)ニセコプロモーションボード)
【参考情報②】地域づくり総合交付金(北海道)とは
URL:https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ckk/subsidy/top2.html
URL: https://www.pref.hokkaido.lg.jp/fs/2/2/7/6/7/6/0/_/oshirase2.pdf
※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。
総務省「自治体DXの推進」: https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html
「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
(執筆:デジタル行政 編集部)