埼玉県入間市、公用電気自動車の導入と市民へのカーシェアリングを開始[ニュース]
埼玉県入間市は、令和5年2月から公用電気自動車(EV)の導入を開始した。それに加えて、市民へのカーシェアリングも開始した。
導入の背景
入間市はSDGs未来都市である。ゼロカーボンシティを実現させるための取り組みを盛り上げたいと考えており、民間の事業者と締結し電気自動車を公用車として10台導入した。それらの一部を市民とともにカーシェアリングする取り組みを開始した。
取り組みの目的
電気自動車を公用車として導入した目的は、公用車使用による環境への悪影響を軽減するためである。災害時の電力供給の強化を目的として、太陽光発電も導入した。また、市民へ電気自動車を貸し出すことによって、電気自動車の普及と地球温暖化に対する意識の向上促進を図りたい狙いがある。
取り組みの概要
太陽光発電によって得た電力は、電気自動車に供給する。余った分は本庁舎で使用する。また、災害による停電時には、電気自動車に蓄電された電力を避難所で活用する見込みだ。
市民へのカーシェアリング用の車は本庁舎の正面玄関前に2台設置。市内在住者に限らず、観光客も使用できる。
オープニングセレモニー開催
事業開始に伴い、事業者との協定締結式とオープニングセレモニーを開催し、式典には元宝塚歌劇団星組のトップスター湖月わたるさんを招いた。