【石川県】家庭でのエコ活動をアプリで見える化[先進事例]
石川県は、生活内で行うさまざまなエコ活動をスマートフォンアプリで見える化し、省エネや節電を気軽に楽しめるよう「いしかわECOアプリ」を開発した。
このアプリは、アプリ登録者が行っている日々のエコ活動が記録でき、その成果を見える化する。
アプリの内容
アプリ内では「活動日数」「CO2」「電気使用量」「節約金額」の4項目が見える化されている。省エネや節電に関する取り組みを記録することで、各項目の成果が表示される。アプリ内には地球とシロクマのアイコンが登場し、アプリ登録者の活動状況によってアイコンに変化が表れる仕組みである。
また、エコ活動の見える化だけでなく、石川県が行っている3つのエコ事業にも参加・応募が可能。
3つのエコ事業
石川県では、以下のエコ事業を実施している。
1.エコチケット事業
2.省エネ・節電アクションプラン
3.いしかわクールシェア、いしかわウォームシェア
上記3つの事業は「いしかわECOアプリ」を使用することで手軽に参加できる。
いずれも消費電力やCO2の削減を狙っているもので、エコ活動に取り組むと特典がある。
まとめ
石川県が開発した「いしかわECOアプリ」は、日々のエコ活動が見えることで県民の環境保護への意識を高めることを目的としている。また、省エネ活動や節電に取り組むことで、ポイントが貯まったり石川県内で使用できる特典を付与したりするし、県民が参加しやすい工夫をしている。
【参考情報】
人口:113.3万人
関連URL:
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/ontai/eco_application/eco_application.html (県HP)
※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。
総務省「自治体DXの推進」: https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html
「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
(執筆:デジタル行政 編集部)