神奈川県茅ヶ崎市、空き家問題解決促進のために解体工事一括見積もりサービスを導入[ニュース]
神奈川県茅ヶ崎市は、空き家問題対策のためにクラッソーネ株式会社と提携を結んだ。空き家への適切な対処をすることによって、住民が快適に暮らせるまちづくりをめざす。
提携の背景
近年利用目的のない空き家が増加傾向に有り、社会問題として取り上げられやすくなった。神奈川県茅ヶ崎市も例外ではなく、全国で3番目に多い。令和元年に行った「茅ヶ崎市空き家実態調査」では、1,575件もの空き家が存在することを確認した。今後人口が減少することを考慮すると、その数はさらに増加することが予測される。
空き家問題の対策として神奈川県茅ヶ崎市は、クラッソーネ株式会社と提携を結んだ。クラッソーネ株式会社は、全国約1,500社に及ぶ専門事業者から家屋解体費用を一括で見積もるwebサービスを提供している。
取り組みの概要
神奈川県茅ヶ崎市は、クラッソーネ株式会社が提供する「すまいの終活ナビ」や「クラッソーネ安心保証パック」の提供を無料で開始した。クラッソーネ株式会社のIT技術や独自のデータを上手に活用することで、空き家対策を講じ業務効率化を図る。また、クラッソーネ株式会社のサービスを利用することで、空き家解体に対する住民の不安や悩みを解消し空き家問題解決につなげるようにする狙いがある。
(執筆:デジタル行政 編集部)