• TOP
  • 記事
  • 【兵庫県】圏域医療情報ネット...

【兵庫県】圏域医療情報ネットワークの構築支援により地域医療構想を推進[先進事例] 

【兵庫県】圏域医療情報ネットワークの構築支援により地域医療構想を推進[先進事例] 

現在兵庫県は、圏域において広域医療ネットワークを構築しており、さらなるサービス拡充のために以下3つの事業展開を進めている。

・圏域医療情報ネットワーク整備検討事業

・地域における患者情報共有システム充実事業

・医療ネットワークセキュリティ基盤整備事業

上記3つの事業展開は、地域医療構想がめざす「地域完結型医療」の構築にも不可欠だ。

圏域における広域医療ネットワークによって、総合的な医療支援が実施できる。

圏域医療情報ネットワーク整備検討事業とは

圏域レベルにおいて、医療情報を共有するためのネットワークシステムがない圏域を対象とし、ネットワーク構築に向けた検討会開催を補助する事業のことである。ICTを活用しさらなる情報連携を進めることで、医療機関間における患者の移行が円滑に行えたり、医療機関の病床を有効に活用できたりする。

地域における患者情報共有システム充実事業とは

情報公開に必要なデータサーバーを整備するための補助事業のことである。患者情報共有システムの参加医療機関を増やすこと、医療機関間における病床機能分化を進めることが目的である。

病床機能を分化し病床を有効に活用することによって、急性期から回復期、慢性期、在宅療養への円滑な移行が実施される。

医療ネットワークセキュリティ基盤整備事業とは

地域医療ネットワークシステムの信頼性やセキュリティ向上を図ることを補助する事業のことである。日本医師会認証局を利用している。

【参考情報】

人口:552.3万人

※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。

総務省「自治体DXの推進」: https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html

「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:

https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

(執筆:デジタル行政 編集部)