川崎市、児童館で使用する遊具・図書の寄附募集するモデル事業「また遊んでね」プロジェクトを開始[ニュース]

川崎市、児童館で使用する遊具・図書の寄附募集するモデル事業「また遊んでね」プロジェクトを開始[ニュース]

川崎市は、ジモティーと市内の児童館(こども文化センター)で使用する遊具や図書の寄附募集するモデル事業「また遊んでね」プロジェクトを開始する。公共施設がジモティーと提携し、遊具や図書の寄附を募集する全国で初めての事例となる。

背景

近年、ライフスタイルの変化などに伴い、共働きの家庭が増加している。
総務省統計局「労働力調査(詳細集計)」によると2021年の共働き世帯の数は1247万世帯と951万世帯であった2001年と比較すると30%以上増えており、それに伴い学童や児童館といった放課後に子供が時間を過ごすことができる居場所の重要性が増している。
一方、施設で利用される使用頻度が高い遊具や図書については傷みやすく、壊れたものを補強しながら利用している施設もある。
川崎市では、市民が自宅に眠らせているおもちゃ・図書の寄附を受け付けることで、設備や物品の充実を図りながら市民のリユース意識の向上を目指せる取り組みとして「また遊んでね」プロジェクトを実施することとした。

モデル事業の内容

川崎市内4か所の児童館(こども文化センター)が必要としている物品の寄附を募集する告知をジモティーで行うことで、市民の自宅などにある、使っていない遊具や図書などの発掘・再利用を推進し、モノを大切に使う心や環境への意識を育てる機会づくりを目指す。
モデル事業の募集期間は令和4年12月21日(水)から1年間。
(モデル事業の内容は2022年12月15日現在※)

【詳細ページ】
https://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000143724.html

(執筆:デジタル行政 編集部 加納 奈穂)