有田町、実証実験を経て施設予約システム「まちかぎリモート」の導入拡大[ニュース]
佐賀県有田町は、ICT等の新技術による持続可能な循環型社会のスマートタウンを目指し、行政DXに積極的に取り組んでいる。2022年4月より有田町及び構造計画研究所は、インターネットでの施設予約とキーレス運営を実現するため、実証実験として施設予約システム「まちかぎリモート」及びスマートロック「RemoteLOCK(リモートロック)」を3ヶ所の体育施設に導入した。本実証実験を通じその有用性が確認されたため、2022年11月1日より、まちかぎリモートの対象施設を18ヶ所に拡大し、ICTを活用した施設予約管理を促進する。
施設利用者は、スマートフォンやパソコンから有田町の施設予約システムまちかぎリモートにアクセスし、対象施設に関する予約状況の確認や予約申し込みをインターネット上で行える*。RemoteLOCKが設置された施設に関しては、キーレス(暗証番号)による運用のため、鍵の受け取りや返却のため来庁する必要がない。また、予約状況や鍵の発行はクラウド上で一元管理できるため、管理業務の効率化を実現する。
*まちかぎリモートで施設予約をするには、事前に申請書の提出が必要。
対象施設
(泉山体育館、文化体育館、体育センターに加えて)みどりの館、中央運動公園グラウンド、中央運動公園テニスコート、曲川小体育館、大山小体育館、西有田中体育館、西有田中夜間グラウンド、ひらき球場、赤坂球場、円山運動広場、円山テニスコート、白磁ヶ丘テニスコート、有田中部小体育館、有田小体育館、有田中体育館
(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)