郡山市、サイバーエージェントと連携協定を締結し保育利用調整の実証実験を開始[ニュース]
福島県郡山市は、認可保育所の利用(入所)調整の改善を目的に、東北の自治体として初めてとなる株式会社サイバーエージェントと連携協定を2022年9月13日に締結し、実証実験を開始した。
協定内容は以下の通りである。
(1) 認可保育所の利用調整に関すること
(2) 保育行政のデジタル化又は DX に関すること
(3) その他、保育サービスに資すること
実証実験では、過去の保育利用調整のデータを分析することで、より効果的なマッチング処理の構築、また、入所しやすい児童・入所しにくい児童の傾向を把握し、今後の保育利用調整の見直しの参考とする。また、サイバーエージェントと共同研究をしている東京大学マーケットデザインセンターからも、学術的見地からアドバイスを受ける。
郡山市では、認可保育所等の整備を積極的に行い、2021年度4月と2022年度4月において国基準待機児童ゼロを達成するなど、待機児童の解消に向け取り組んでいる。
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)