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総務省、マイナンバーカード普及促進に向けた寺田総務大臣メッセージを公開[ニュース]

総務省、マイナンバーカード普及促進に向けた寺田総務大臣メッセージを公開[ニュース]

総務省は8月24日、マイナンバーカード普及促進に向けた寺田総務大臣メッセージを公開した。

総務省では特設サイトの設置(URL)、マイナポイントの付与など様々な施策を通じてマイナンバーカードの普及促進を図っている。

なお、2022年7月末時点の交付枚数は58,151,191枚(日本人口の約45.9%)となっている。

寺田総務大臣メッセージの発言全文は下記の通り。

https://www.youtube.com/watch?v=s0tE8Y1fUhc

はじめに

国民の皆様、全国の市区町村長の皆様、総務大臣の寺田稔です。
今日は、全ての国民の皆様にマイナンバーカードを取得していただきたく、お話をいたしたいと存じます。

新型コロナウイルス対応などを通じて、デジタル化の遅れが社会の課題であることが明らかとなり、社会全体のデジタル化が強く求められています。
こうした中、マイナンバーカードは、行政のデジタル化の鍵となるツールであり、国民の皆様にはカード取得のメリットをご理解いただき、ぜひ取得していただきたいと考えております。

取得のメリットについて

例えば、カードを健康保険証として利用すると、ご本人の同意を前提に、医師が、過去の薬剤情報や、特定健診情報を確認できるようになることで、より適切な医療が受けられるようになります。

カードを保険証として利用した場合の患者負担が、利用しない場合より高くなることについて、様々なお声をいただいておりましたが、マイナンバーカードを保険証として利用した場合の負担を下げる新たな診療報酬の仕組みを、令和4年10月から適用する考え方が示されております。

将来的には、保険証の原則廃止を目指す方針も示されておりますので、国民の皆様には、最大2万円分のマイナポイントがもらえるこの機会に、ぜひマイナンバーカードを取得していただきたいと思います。

安全性について

カードをまだ取得されていない方においては、個人情報の漏えいなど、カードの安全性に懸念を持たれている方もいらっしゃるものと思います。
  
マイナンバーカードは、税や年金などプライバシー性の高い個人情報は入っておらず、また、万全のセキュリティ対策を講じておりますので、安心して持ち歩いていただけます。

申請方法について

また、カードの申請手続きに手間がかかるというご指摘も、よくお聞きをします。

総務省では、まだカードをお持ちでない方へ、オンライン申請が可能なQRコード付き交付申請書を7月末から順次送付しております。

申請書に記載されているQRコードをスマートフォンなどで読み取ることで、簡単に申請をすることができます。

紙の交付申請書と返信用封筒も同封しておりますので、オンライン申請でなく、切手無しで、郵送による申請も可能です。

マイナンバーカードの安全性について説明したパンフレットも同封しておりますので、ご心配をされている方には、ぜひご覧いただきたいと思います。

このほか、総務省では、全国の携帯電話ショップなどでカードの申請をサポートする事業にも取り組んでおりますので、申請の方法に不安がある方などは、ぜひお越しください。

皆様お住まいの自治体においては、身近な場所で申請ができるよう、企業や公民館、学校などへの出張申請受付に取り組まれている団体があります。
こちらもぜひご活用いただきたいと思います。

終わりに

この動画をご覧の市区町村長や自治体職員の方にお願いです。
企業などへの出張申請について、一層積極的に取り組んでいただき、申請しやすい環境作りにご協力をお願いいたします。

一人でも多くの国民の皆様に、デジタル化の恩恵を実感していただきたく、マイナポイント第2弾が実施されているこの機会に、是非ともマイナンバーカードを取得していただきますよう、改めて、お願いを申し上げます。

(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)