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静岡県、オープンデータアイデアソン・ハッカソン参加者募集[ニュース]

静岡県、オープンデータアイデアソン・ハッカソン参加者募集[ニュース]

静岡県は、県民のオープンデータの関心を高め、利活用を促進するためのアイデアソン・ハッカソンを7月と8月に開催する。このイベントは、県内の学生や企業等社会人の参加者が、今回設定したテーマの課題を抽出し、オープンデータの利活用について考案していくもの。ここで提案された事例を基に、県民が公共データの利便性を実感できる機会となることを目指す。


静岡県内では、デジタル技術を用いた地域課題解決により、次世代型近未来都市を目指す活動(数々のプロジェクトの推進、コンソーシアムの結成など)が活発になっており、その活動の規模が年々大きくなっている。


静岡県は「ふじのくにオープンデータカタログ」という各自治体のオープンデータを集積したサイトにおいて、県内の全自治体の様々なデータを公開している。

こういった自治体のデータは企業では手に入らないものであったり、より市民に近い立場でのデータとなることから、オープンデータを利用して地域密着型の新サービスを作りたい企業や地域課題を解決する団体などから需要が高まっている。

データを使った課題解決のアイデアを創出するアイデアソンや、短時間で作品を作り上げるハッカソンの存在をより地域の人にも知ってもらうことで、今後地域で起こり得る新たな課題を住民自身が解決策を考えられるようになって欲しいという狙い。


※アイデアソン、ハッカソンとは

マラソン(Marathon)とアイデア(Idea)やハック(Hack)を掛け合わせた造語。短時間でアイデア出しや開発を行う競技やイベントを意味する。

2022年度は、「移住・定住」「食文化」「過疎地域」の3つのテーマの課題を設定し、魅力ある暮らしの実現に向けたアイデア創出を行う。


【開催情報】

●アイデアソン

テーマに沿った課題をデータを見ながら根拠を見つけ、チームで課題解決のアイデアを考える。

日時:7月30日(土)10:00-17:00

会場:静岡市葵区御幸町3-21ペガサード7階 静岡市コ・クリエーションスペースCOCODE

定員:50名(定員になり次第応募締め切り)


●プレイベント

ハッカソンの参加者を対象に、オープンデータやノーコードツールのハンズオンを行う。プレイベントの参加は任意。

日時:8月26日(金)19:00-21:00

会場:浜松市中区早馬町2-1クリエート浜松

定員:20名(定員になり次第応募締め切り)


●ハッカソン

オープンデータを利用した課題解決をチームで作り上げる。アイデアソンでの解決策を利用することも可。

日時:8月27日(土)10:00-21:00 〜28日(日)9:30-18:00

会場:浜松市中区早馬町2-1クリエート浜松

定員:50名(定員になり次第応募締め切り)


【募集対象】

生徒・学生、社会人など

テーマに関する職業に就く者のほか、課題解決に関心のある者が対象。

ハッカソンでは上記に加えエンジニア、デザイナー(知識を持つ者を含む)も歓迎。

※中学生以下の参加は保護者や先生の同意が必要


【参加費】

無料


【申し込み方法】

下記のサイトより申し込み可能

https://civictech-lab.jp/opendata-hackthon-shizuoka


【参加条件】

基本的に会場での参加になり、オンライン参加はグループでの参加が条件となる。

希望する場合は以下のメールアドレスまで。

datakatsuyou@pref.shizuoka.lg.jp

(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)